有給休暇の取得率が高い会社ランキング 112社【公式公表値】
この記事の数字は、すべて各社の公式サイト・統合報告書・サステナビリティデータ・公式採用ページに書かれている値です。求人サイトや口コミの数字は使っていません。年度は会社ごとに違うので、くわしくは各社の企業ページで出典を確認してください。
有給休暇取得率は、1年にもらえる有給休暇のうち、実際に何%を使ったかを表す数字です。たとえば20日もらって16日休めば80%です。テストの点数でいえば「もらった休みを何点ぶん使えたか」のようなもので、休みの日数ではなく使いやすさを見る数字です。
福利厚生JPに入っている会社のうち、この数字を公式に出している112社を高い順に並べました。真ん中の会社(中央値)は77.8%です。
取得率の分布
| 取得率 | 会社数 |
|---|---|
| 90%以上 | 13社 |
| 80%〜90%未満 | 32社 |
| 70%〜80%未満 | 37社 |
| 60%〜70%未満 | 21社 |
| 60%未満 | 9社 |
90%以上の13社には、SUBARU・三菱電機・マツダ・三菱自動車工業などの自動車・電機メーカーと、日本郵便・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険の日本郵政グループ、JR東海・西日本鉄道・東京メトロなどの鉄道会社が多く入っています。工場や鉄道は、交代で休みを取る仕組みや、会社全体で休む日を決める「計画年休」が早くから整っている業種です。
有給休暇取得率ランキング(112社)
同じ値の会社は同じ順位にしています。1社が複数の年度を公表している場合は、いちばん高い値を使いました。
見るときのポイント
- 年度と範囲が会社ごとに違います。 単体(その会社だけ)の数字の会社もあれば、グループ全体の会社もあります。正社員だけの数字かどうかも会社によって違います。
- 取得率と取得日数はセットで見る。 もらえる日数が多い会社は、同じ日数を休んでも取得率は低く出ます。たとえば20日もらって15日休むと75%、10日もらって9日休むと90%です。休める日数そのものは前者のほうが多くなります。
- 時間単位・半日単位で使えるかも大事です。 通院や子どもの行事など、1日休むほどでもない用事に使えると、取得率が上がりやすくなります。リンテックは有給をすべて半日単位でも使えると書いています。
よくある質問
Q. 日本の会社の平均はどれくらいですか? A. 厚生労働省の「就労条件総合調査」で毎年公表されています。この記事では、各社が公式に出している数字だけを並べており、国の平均とは集計のしかたが違います。
Q. 取得率が低い会社は休みにくいのですか? A. 一概には言えません。付与日数が多い会社や、年間休日が多い会社は、取得率が低めに出ることがあります。年間休日の日数もあわせて見てください。
Q. ここにない会社の取得率は? A. 公式に数字を出していない会社は載せていません。企業ページに「平均有給取得日数」を載せている会社もあります。
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