富士通 vs NEC 福利厚生を公式情報だけで比較

本記事の情報はすべて各社の公式採用ページ・公式サイト・有価証券報告書・サステナビリティサイトから取得したものです。口コミサイトの数字は使っていません。最終確認日は各社の企業ページに載せています。

どちらも東京に本社を置くIT大手の富士通とNEC(日本電気)を比べます。どちらも年間休日は126日、初年度の有給は20日、賞与は年2回(6月・12月)と、土台はよく似ています。差が出たのは、休みの細かさと、お金の配り方でした。

37項目で並べる

  1. 初任給

    月31万5,000円(育成期間が必要な職務は月29万4,000円)

    学部卒 月30万円、修士了 月32万800円

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  2. 賞与

    年2回(6月・12月)

    年2回(6月・12月)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  3. 年間休日

    126日(2025年度)

    126日(2025年度)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  4. 年次有給休暇

    初年度20日

    初年度20日

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  5. 有給の繰り越し

    WIN

    最大40日まで持てる

    翌年度まで積立できる(日数の記載なし)

  6. 積立休暇

    WIN

    毎年5日、最大20日まで積み立て

    公式に記載なし

  7. 有給の時間単位取得

    公式に記載なし(半日単位はあり)

    WIN

    半日単位・時間単位あり

  8. リフレッシュ休暇

    WIN

    勤続10年・20年・30年に5日ずつ

    公式に記載なし

  9. キャリアを考える休暇

    公式に記載なし

    WIN

    キャリアデザイン休暇

  10. 結婚休暇

    公式に記載なし

    WIN

    あり

  11. 育児・介護のための休暇

    公式に記載なし

    WIN

    ファミリーフレンドリー休暇(育児・介護に使える)

  12. 出産・育児のための休暇

    WIN

    出産育児サポート休暇 20日

    公式に記載なし

  13. 子どもが生まれたときの一時金

    公式に記載なし

    WIN

    ペアレント・ファンド 産後55万円(計画シート提出で産前に10万円を別に支給)

  14. 家族手当

    WIN

    扶養家族1人につき月1万2,000円(最大5人)

    公式に記載なし

  15. 育児休職

    WIN

    子が2歳の誕生日のあと最初の4月20日まで

    あり(期間の記載なし)

  16. 育児短時間勤務

    WIN

    子が小学6年生まで

    あり(期間の記載なし)

  17. 介護休職

    WIN

    最長1年

    介護休業・介護短時間勤務あり(期間の記載なし)

  18. 福利厚生ポイント

    年2万円相当

    WIN

    カフェテリアプラン「Will be」年8万6,000ポイント(1pt=1円)

  19. 育児・介護中の追加ポイント

    公式に記載なし

    WIN

    あり

  20. 従業員持株会

    WIN

    1,000円から、奨励金は最大15%

    あり(奨励金の記載なし)

  21. 財形貯蓄

    あり(年1回奨励金、金額の記載なし)

    あり

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  22. 退職金・確定拠出年金

    公式に記載なし

    WIN

    退職金・DC年金制度

  23. お金の相談

    公式に記載なし

    WIN

    資産形成アドバイスサービス「Shines」

  24. 寮

    新入社員寮

    独身寮・セットアップ住居(配属先の住まいが決まるまで)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  25. 家賃補助

    独身者・家族扶養者向け(金額の記載なし)

    若手向け(金額の記載なし)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  26. 転勤者の社宅

    公式に記載なし

    WIN

    転勤借上社宅制度

  27. 家を買う・借りるときの割引

    公式に記載なし

    WIN

    購入・賃貸の提携割引

  28. 通勤費

    WIN

    実費を全額支給

    公式に記載なし

  29. 働く時間と場所

    Work Life Shift(自宅・オフィス・サテライトから選べる)

    WIN

    コアタイムなしのスーパーフレックス(5時〜22時)とテレワーク

  30. ジムの利用

    WIN

    ジム法人会員(自宅近くのジム、利用料はポイントで払える)

    公式に記載なし

  31. 社内の運動施設

    公式に記載なし

    WIN

    グラウンド・テニスコート・体育館など

  32. 社員食堂

    社員食堂・カフェ

    社内食堂・売店

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  33. 健診・ドックの補助

    婦人科健診・脳ドック・肺ドックの費用補助(健康保険組合)

    人間ドックの費用補助

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  34. 資格取得支援

    あり

    あり

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  35. 平均年間給与

    929.1万円(有報・2025年3月期)

    WIN

    993.9万円(有報・2026年3月期)

  36. 男性の育休取得率

    WIN

    86.2%(有報・2025年3月期)

    85.6%(サステナビリティサイト・2025年度)

  37. 男女の賃金差異

    WIN

    79.0%(有報・2025年3月期)

    76.2%(サステナビリティサイト・2025年度)

勝敗は「公式に記載があるか」「数字まで開示しているか」「同じ指標なら数字の比較」だけで機械的に付けています。 制度の中身への当サイトの主観的な採点ではありません。「記載なし」は制度が無いという意味ではなく、公式ページで確認できなかったという意味です。

結果:富士通 13勝 14敗 10分

富士通は「休みと家族の制度に数字まで書いてある会社」、NECは「ポイントや一時金でまとまったお金を配る会社」で強さが分かれました。

富士通は、制度ごとに日数や期間を細かく公開しています。有給は最大40日まで持て、使いきれなかった分は積立休暇として最大20日までためられます。育児短時間勤務は子どもが小学6年生になるまで、介護休職は最長1年です。扶養家族1人につき月1万2,000円の家族手当もあります。

NECは、福利厚生ポイントが年8万6,000ポイントと富士通の4倍以上あり、子どもが生まれると産後に55万円の一時金(ペアレント・ファンド)が出ます。休暇の種類が多く、時間単位で有給が取れ、コアタイムなしのスーパーフレックスもあります。たとえるなら、富士通は「ルールブックが細かく書いてある会社」、NECは「おこづかいを多めに渡して、使い道は自分で決めてもらう会社」です。

勝敗の決め方

勝敗は、次のルールで機械的に決めています。

  1. 公式に記載がある方が勝ち(片方だけ記載なら、記載がある方の勝ち)
  2. どちらも記載がある場合、数字(日数・金額・回数・年齢など)まで書いてある方が勝ち
  3. どちらも数字がある場合は大きい方(長い方)が勝ち。同じ数字や、それ以外は引き分け

初任給は、富士通が「任される職務」で金額を分け、NECが「学歴」で分けているため、同じものさしで比べられず引き分けにしました。平均年間給与は、富士通が有価証券報告書の2025年3月期、NECが2026年3月期の数字です。男性の育休取得率と男女の賃金差異は、富士通が有価証券報告書(2025年3月期)、NECがサステナビリティサイトのデータ集(2025年度)の数字です。どれも年度が1年ずれています。奨学金の返還支援は、両社とも公式に確認できなかったため表に入れていません。「公式に記載なし」は、制度がないという意味ではありません。公式採用ページ・公式サイトで確認できなかった、という意味です。

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福利厚生JP 編集部|各社の有価証券報告書・公式採用ページ・公式サステナビリティサイトだけを情報源にしています。金額や比率は、公式に書かれている数字だけを載せ、推測では埋めません。確認できなかった項目は空欄のままにしています。

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