週休3日制を導入している企業一覧

本記事の情報はすべて各社の公式採用ページ・公式サイト・公式サステナビリティサイトから取得し、取得日時点の原文を確認しています。各制度の出典リンクを掲載しているので、応募前に必ず最新の公式情報をご確認ください。

「週休3日制」は言葉としてはよく聞くようになりました。では、実際に導入している会社はどれくらいあるのか。

当データベースに収録している802社のうち、週休3日制・選択的週休3日制を公式に明記している企業は7だけです。制度としては、まだ例外的な存在といえます。

この記事はランキングではなく一覧です。この軸で比べているのは金額ではなく制度の有無であり、7社を優劣で並べる意味がないためです。かわりに、7社が週休3日をどう設計しているかを見ていきます。

週休3日制を公式に導入している企業

DB自動生成 週休3日・選択勤務 上位7社(全7社中) 802社のデータから自動集計
順位企業金額(上限)制度・条件
1 チャーム・ケア・コーポレーション 制度あり 選択的週休3日制度 サステナビリティページおよび採用サイトに、従来の週休2日制と週休3日制のどちらかを選択できる「選択的週休3日制度」が記載されている。勤務時間合計と給与は同様。
2 コロワイド 制度あり フレキシブル正社員制度(週休3日選択可) 公式採用サイトのフレキシブル正社員募集要項に、選択する休日パターンと勤務時間に応じて給与が決定される勤務形態が明記されている。年間休日は「週休2日プラス祝日相当で121日」または「週休3日で156日」から選択できる。
3 博報堂 制度あり プラ休(月イチ週休3日制) 毎月少なくとも1日、平日に年次有給休暇を取得し生活者としての時間を確保するルール。
4 Umios(旧・マルハニチロ) 制度あり 育児を目的とした週休3日制度 育児を目的として週休3日で勤務できる制度を設けている。
5 マツキヨココカラ&カンパニー 制度あり 週休3日制/連続休暇/アニバーサリー休暇 「週休3日制を選択できる制度を導入しています」と明記。あわせて「最大7日間連続(有休5日+公休2日)して休暇を取得できる制度」(連続休暇)、「一年に一度特定の記念日に年次有給休暇を確実に取得できる制度」(アニバーサリー休暇)、結婚時7日間の特別休暇を整備。
6 みずほフィナンシャルグループ 制度あり 週休3日・4日制度 希望する社員が週休3日・4日を選択できる制度を整備。自分磨き休職や配偶者転勤同行休職などの休職制度もある。
7 商工組合中央金庫 制度あり 週休3日制度 選択制の週休3日制度を導入している。

週休3日・選択勤務の全7社ランキングを見る →

この表はデータベースから自動生成しており、収録企業が増えるたびに一覧も自動で更新されます。

同じ「週休3日」でも、設計は4通りに分かれる

7社の公式記載を並べると、制度の性格がはっきり分かれます。

1. 労働時間を組み替える選択型 — 給与は変わらない

チャーム・ケア・コーポレーションは、従来の週休2日制と週休3日制のどちらかを選択できる「選択的週休3日制度」を、サステナビリティページと採用サイトの両方に記載しています。年間休日は週休3日制で163日、週休2日制で115日。ただし週休3日を選ぶと1日あたりの所定労働時間が長くなり、勤務時間合計と給与は同等と説明されています。(出典)

年間休日が48日増える一方、1日の勤務は長くなります。休む日数は増えるが、働く総時間と給与は変わらない——これが「選択的」と呼ばれる制度の典型的な形です。同社は在籍10年以上の従業員が5年ごとに3日間の連続休暇を取得できるリフレッシュ休暇、誕生日のある月に好きな日を1日取れるバースデー休暇も公開しています。

2. 休日パターンで給与が決まる型

コロワイドの「フレキシブル正社員制度」は、選択する休日パターンと勤務時間に応じて給与が決定される勤務形態です。年間休日は「週休2日プラス祝日相当で121日」または「週休3日で156日」から選択できます。(出典)

チャーム・ケアとの違いは、給与が選択によって変わると公式に明記されている点です。なお同社の新卒正社員(通常区分)の年間休日は2024年度118日・2025年度120日と、別途公開されています。

週休3日を検討するとき、この一点(給与が変わるか変わらないか)が最も大きな分岐になります。

3. 目的を限定した型

**Umios(旧・マルハニチロ)**は「育児を目的とした週休3日制度」として、育児中の社員が週休3日で勤務できる制度を設けています。(出典)

全社員が自由に選べる制度ではなく、ライフステージへの対応として設計されたものです。同社は在宅勤務制度・フレックスタイム勤務制度も併設しています。

4. 年次有給休暇の使い方をルール化した型

**博報堂**の「プラ休(月イチ週休3日制)」は、毎月少なくとも1日、平日に年次有給休暇を取得して生活者としての時間を確保するルールです。(出典)

ここは読み違えやすいところです。休日が増えるのではなく、有給を確実に使うための仕組みという位置づけです。同社は年2回・平日連続5日間の特別休暇「フリーバカンス制度」を年次有給休暇とは別枠で用意しており、そちらは付与型の休暇です。

制度の存在は明記、条件は非公開の企業

残る3社は、週休3日制を導入していることは公式に明記しているものの、給与や労働時間の扱いまでは公開していません。

みずほフィナンシャルグループは、希望する社員が週休3日・4日を選択できる制度を整備していると記載しています。あわせて自分磨き休職や配偶者転勤同行休職などの休職制度も公開しています。(出典)週休4日まで選択肢に入っている記載は、7社の中でここだけです。

マツキヨココカラ&カンパニーは「週休3日制を選択できる制度を導入しています」と明記。あわせて最大7日間連続(有休5日+公休2日)の連続休暇制度、年に一度特定の記念日に年次有給休暇を確実に取得できるアニバーサリー休暇、結婚時7日間の特別休暇を整備しています。(出典)

**商工組合中央金庫**は選択制の週休3日制度を導入していると記載しています。利用条件・給与の取扱いは公式には記載がありません。(出典)

この件数をどう読むか

802社を調べて7社。この数字は、当サイトの調査範囲における実測値です。

注意すべきなのは、「週休3日制がない」ことと「公式ページに書かれていない」ことは違うという点です。当データベースは公式に記載がある制度だけを記録しているため、記載のない企業について制度がないと断定はできません。とはいえ、住宅関連の制度(564社)や資格取得・自己啓発の支援(216社)が公式ページで言及される頻度と比べると、週休3日制が採用情報の中で語られる機会は明らかに少ないのが現状です。

そしてもうひとつ。7社のうち全社員が自由に選べると読める制度は多くありません。育児目的限定(Umios)、フレキシブル正社員という雇用区分に紐づくもの(コロワイド)、有給の使い方のルール(博報堂)が含まれています。「週休3日制あり」という一行だけで判断するのは危険です。

応募前に確認したい3つの質問

当データベースで実際に公開されている項目を、そのまま質問に変換すると次のようになります。

「週休3日を選ぶと、給与は変わりますか」 — チャーム・ケアは「給与は同等」、コロワイドは「選択パターンにより決定」と、正反対の設計を公開しています。この一問で制度の性格が分かります。

「1日あたりの所定労働時間はどうなりますか」 — チャーム・ケアは1日の所定労働時間が長くなると明記しています。総労働時間が変わらない設計なら、1日は必ず長くなります。

「年間休日は何日になりますか」 — チャーム・ケア163日、コロワイド156日という数字が、公開されている実例です。年間休日の数字で答えが返ってくれば、他社と直接比較できます。

よくある質問

Q. 週休3日にすると年収は下がりますか? A. 会社によります。チャーム・ケアは勤務時間合計と給与は同等と説明していますが、コロワイドは選択する休日パターンと勤務時間に応じて給与が決定されると記載しています。同じ「選択的週休3日」という言葉でも扱いが違うため、個別に確認が必要です。

Q. 週休3日制は誰でも使えますか? A. 7社のうち、Umiosは育児中の社員が対象、コロワイドはフレキシブル正社員という雇用区分の制度です。商工組合中央金庫は利用条件を公式に記載していません。対象者の範囲は制度ごとに異なります。

Q. 週休3日制がない会社は休みが少ないということですか? A. そうとは限りません。週休3日制を導入していなくても、年2回8日間連続のリフレッシュ連休を持つエイチ・ツー・オー リテイリングのように、別の形でまとまった休みを設計している企業があります。休みの取りやすさは、週休3日の有無だけでは測れません。

Q. この情報はいつ時点のものですか? A. 各社の公式ページで確認した情報をデータベースに記録し、本記事は2026年8月4日版をもとに執筆しています。制度は改定されることがあるため、応募時は出典リンク先の最新情報をご確認ください。


運営情報: 福利厚生JPは、企業の公式公開情報のみを情報源とする福利厚生データベースです。本記事は編集部がデータベース(2026年8月4日版)をもとに執筆し、全出典を人手で確認しています。制度内容の誤りを見つけた場合は[お問い合わせ]よりご連絡ください。確認の上、迅速に修正します。

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