実家に帰る交通費を会社が出す会社。帰省旅費の回数と金額

この記事の回数・金額は、すべて各社の公式採用ページ・公式サイトに書かれている内容です。求人サイトや口コミの数字は使っていません。確認日は各社の企業ページに載せています。

地方から出てきて働く人や、転勤で家族と離れて暮らす人にとって、実家に帰る交通費は小さくない出費です。新幹線や飛行機で往復すると、1回で数万円かかることもあります。

そこで一部の会社は、帰省にかかる交通費(帰省旅費)を会社が出す制度を用意しています。たとえるなら、会社が「年に何回かは家に帰っておいで」と、切符代を持ってくれるしくみです。

独身・若手が実家に帰るとき

会社回数金額
オリックス—年間20万円(帰省交通費等支援金)
東急建設年4回1回あたり上限10万円(独身者)
京浜急行電鉄年2回まで上限10万円
日本調剤年2回まで1回あたり上限10万円(全国コース)
一条工務店年3回まで全額
日本貨物鉄道(JR貨物)年4回(28歳以下の独身者)会社が負担
奥村組年4回分(30歳未満の独身者)旅費相当額
ベイシア年6回・月1回まで(独身者)実費
中電工年6回分(独身の転勤者)往復運賃

オリックスの「年間20万円」は、回数ではなく金額で枠を決めている形です。東急建設と日本調剤は「1回あたり上限10万円」、京浜急行電鉄は「上限10万円」と書いていて、飛行機を使う遠方の実家でもほぼまかなえる水準です。

このほか、入社1年目や若手のうちだけ出す会社もあります。伊藤園は社宅に入った新入社員に入社年度内1回、リオンは遠方に実家がある独身者に入社後3年間・年1回、若築建設は入社5年目までの社員に年1〜2回、日本国土開発は入社1年目に年2回と、公式に書いています。

単身赴任で家族のもとへ帰るとき

会社回数あわせて出る手当
大林組月4回まで別居手当 月5万円
IDOM月4回まで単身赴任手当 月6万円
日本貨物鉄道(JR貨物)年12回—
ベイシア年12回・月1回まで—
大黒天物産月2回まで(ナショナル社員)単身赴任手当 月5万円
物語コーポレーション月1回の往復分を全額別居手当 月8万2,000円
東海東京フィナンシャル・ホールディングス月1回の往復実費別居手当 月3万円

単身赴任の帰省は「月に何回」という書き方が多く、独身者向けよりも回数が多くなっています。大林組とIDOMは月4回までと、ほぼ毎週末に帰れる計算です。手当と帰省旅費がセットになっている会社が多いので、両方をあわせて見ると比べやすくなります。

親の介護のために帰るとき

会社中身
大和証券年4回まで、往復交通費の8割(1回あたり上限5万円)
大和ハウス工業親孝行支援補助金。年4回を上限に帰省旅費を補助

大和証券は「8割・上限5万円・年4回」と条件まで公式に書いていて、使うときの見通しが立てやすい制度です。

見るときのポイント

帰省旅費の制度は、だれが使えるか(独身者だけか、単身赴任者だけか、年齢の上限はあるか)で大きく変わります。同じ「帰省旅費あり」でも、30歳を過ぎると対象外になる会社もあります。表の条件は公式に書かれている範囲なので、細かい条件は会社ごとに確かめておくと安心です。

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