三井不動産 vs 三菱地所 福利厚生を公式情報だけで比較

本記事の情報はすべて各社の公式採用ページ・公式サイト・有価証券報告書から取得したものです。口コミサイトの数字は使っていません。最終確認日は各社の企業ページに載せています。

オフィスビルや商業施設、マンションをつくって運営する大手不動産会社から、三井不動産と三菱地所を比べます。どちらも旧財閥の名前を持つ、昔からのライバルです。どちらも街づくりの会社らしく、住まいと働く場所の制度に考え方の違いが出ます。

32項目で並べる

  1. 初任給(総合職・大卒)

    WIN

    月33万円(2026年4月入社実績)

    公式に記載なし

  2. 初任給(総合職・院卒)

    WIN

    月38万円(2026年4月入社実績)

    公式に記載なし

  3. 賞与

    WIN

    年2回

    公式に記載なし

  4. 通勤費

    WIN

    全額支給

    公式に記載なし

  5. 年次有給休暇

    公式に記載なし(休暇取得推奨日を設定)

    WIN

    年12〜20日

  6. 毎年のリフレッシュ休暇

    公式に記載なし

    WIN

    有給とは別に年2日

  7. 勤続の節目の休暇

    WIN

    フレッシュアップ休暇 5〜10日と旅行券

    勤続5年以降5年ごとに特別休暇(日数の記載なし)。25年か30年で旅行費用を負担

  8. 有給の積み立て

    公式に記載なし

    WIN

    失効した有給を90日まで

  9. 結婚・慶弔休暇

    WIN

    結婚休暇・慶弔休暇(日数の記載なし)

    公式に記載なし

  10. 育児休業

    最長3年

    子が3歳になる年度末まで(最初の14日間は有給)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  11. 出生時育児休業(産後パパ育休)

    最大28日・給与100%支給(2回まで分割)

    最大28日・有給

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  12. 育児のための休暇

    WIN

    育児支援休暇 子1人につき5日(有給)

    公式に記載なし

  13. 配偶者の出産休暇

    WIN

    あり・有給(日数の記載なし)

    公式に記載なし

  14. 育児の短時間勤務

    フレックス型の時短勤務(期間の記載なし)

    WIN

    子が小3の3月末まで・1日最大2.5時間を15分単位で短縮

  15. 事業所内保育所

    WIN

    あり(一時預かりのスポット利用も可)

    公式に記載なし

  16. ベビーシッター補助

    ベビーシッター・学童保育・家事代行の費用を一部補助(金額の記載なし)

    ベビーシッター費用助成(金額の記載なし)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  17. 介護休業

    通算1年まで

    WIN

    家族1人につき最長3年(3回まで分割)

  18. 介護の短時間勤務

    フレックス型の時短勤務(期間の記載なし)

    WIN

    家族1人につき3年の範囲・1日最大2.5時間

  19. 介護の費用・相談

    介護費用補助、ケアマネジャーへの相談、介護セミナー(金額の記載なし)

    介護サービス利用費用補助(金額の記載なし)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  20. 独身寮

    独身寮(東京・寮費の記載なし)

    高輪HOUSE(入社1〜2年目・寮費の記載なし)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  21. 借上社宅・家賃補助

    公式に記載なし

    WIN

    入社3〜5年目は会社負担 月13.5万円まで。6年目以降は家賃補助

  22. 住宅取得の援助

    公式に記載なし

    WIN

    あり(金額の記載なし)

  23. フレックスタイム

    スーパーフレックス(コアタイムなし)

    コアタイムなし(6時〜20時)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  24. テレワーク

    上限時間なし。自社のシェアオフィス「ワークスタイリング」を全社員が利用可

    提携サテライトオフィス・自宅で勤務可

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  25. 副業

    あり

    あり(新卒は入社2年目から)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  26. 配偶者の転勤への対応

    リターンエントリー(配偶者の転勤で退職した人の再雇用)

    WIN

    配偶者転勤休職 最大3年(勤続3年以上)、退職者再雇用制度

  27. 学びの支援

    WIN

    大学院修学などの自己啓発を支援

    公式に記載なし

  28. カフェテリアプラン

    あり(自己啓発・レジャー・トラベルなど。金額の記載なし)

    あり(健康増進活動の費用補助。金額の記載なし)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  29. 持株会・資産づくり

    従業者持株会、社内預金(奨励金の記載なし)

    従業員持株会、社内預金、財形住宅貯蓄、企業年金・DC(奨励金の記載なし)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  30. 男性の育休取得率(有報)

    103.2%

    WIN

    129.1%

  31. 女性管理職比率(有報)

    11.1%

    WIN

    13.5%

  32. 男女の賃金の差異(全労働者・有報)

    49.9%

    WIN

    54.3%

勝敗は「公式に記載があるか」「数字まで開示しているか」「同じ指標なら数字の比較」だけで機械的に付けています。 制度の中身への当サイトの主観的な採点ではありません。「記載なし」は制度が無いという意味ではなく、公式ページで確認できなかったという意味です。

結果:三菱地所 12勝 10敗 10分

三井不動産は「お給料と子育ての場所」、三菱地所は「住まいと長く休める制度」で強さが分かれました。

三井不動産は、初任給を大卒月33万円・院卒月38万円とはっきり書いているのが目立ちます。子育てでは、子ども1人につき5日の育児支援休暇、会社の中の保育所、ベビーシッターに加えて学童保育・家事代行まで費用を補助する制度があります。勤続の節目には5〜10日のフレッシュアップ休暇と旅行券も出ます。

三菱地所は、住まいの制度を年次ごとに細かく書いています。入社1〜2年目は寮や会社指定の社宅、3〜5年目は家賃を月13.5万円まで会社が負担、6年目以降は家賃補助と、段階ごとに切り替わるしくみです。介護休業は家族1人につき最長3年、使い切れなかった有給は90日まで積み立てられます。有価証券報告書の3つの数字も、3つとも三菱地所が上回りました。たとえるなら、三井不動産が「最初のお給料と子育てのサポートが見えやすい会社」、三菱地所が「若いうちの住まいと、いざというときの長い休みが見えやすい会社」です。

勝敗の決め方

勝敗は、次のルールで機械的に決めています。

  1. 公式に記載がある方が勝ち(片方だけ記載なら、記載がある方の勝ち)
  2. どちらも記載がある場合、数字(日数・金額・回数など)まで書いてある方が勝ち
  3. どちらも数字がある場合は大きい方が勝ち(男女の賃金の差異は、女性の賃金の割合が大きい方)。数字の単位がそろわないもの(「最長3年」と「3歳の年度末まで」など)や、それ以外は引き分け

「公式に記載なし」は、制度がないという意味ではありません。公式採用ページ・公式サイトで確認できなかった、という意味です。

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調べ方と出典(公式採用ページ・公式サイト・公式プレスリリースのみ)

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福利厚生JP 編集部|各社の有価証券報告書・公式採用ページ・公式サステナビリティサイトだけを情報源にしています。金額や比率は、公式に書かれている数字だけを載せ、推測では埋めません。確認できなかった項目は空欄のままにしています。

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