ぺんてる vs 三菱鉛筆 筆記具2社の福利厚生を公式情報だけで比較

本記事の情報はすべて各社の公式採用ページ・福利厚生ページから取得したものです。口コミサイトの数字は使っていません。最終確認日は各社の企業ページに載せています。

筆記具メーカーを2社並べます。ぺんてるは1946年創業でサインペンとぺんてる筆、三菱鉛筆は1887年創業でuni・ジェットストリーム。どちらも日本の筆記具を代表する会社です。

同じ業種で規模も近い2社が、公式ページに何を書いているか。そこだけを比べます。

14項目で並べる

  1. 年次有給休暇(入社時)

    WIN

    入社日から3日(6か月で10日、以降法定どおり)

    公式に記載なし

  2. 年次有給休暇(最大)

    20日(6年6か月以降)

    20日(勤続年数に応じて最高20日)

    引き分け ― 両社とも公式に記載あり(差を付ける数字の開示なし)

  3. 有給の繰り越し・積立

    公式に記載なし

    WIN

    未使用分は翌年度に繰り越し、最高60日まで積立可

  4. 有給取得率

    WIN

    73.8%・平均12.6日(2024年度実績)

    公式に記載なし

  5. 年間休日

    WIN

    124日

    公式に記載なし

  6. リフレッシュ休日

    公式に記載なし

    WIN

    年間3日

  7. 住宅補助金

    WIN

    月20,000円(期間制限なし)

    公式に記載なし

  8. 寮の本人負担

    WIN

    準独身寮は月15,000円(入寮から2年間)/準社宅は家賃の半分

    借上寮あり(品川・群馬の2か所、本人負担額は公式に記載なし)

  9. 寮に入れる条件

    公式に記載なし

    WIN

    自宅からの通勤が片道2時間以上の場合と明記

  10. 転勤者への住宅補助

    WIN

    月20,000円(転勤ごとに3年間)

    公式に記載なし

  11. 男性育休取得率

    WIN

    100%(2024年度/全国平均40.5%)

    公式に記載なし

  12. 育児の時短勤務

    WIN

    小学校入学まで2時間/小学3年生修了まで1時間

    1歳〜小学3年生まで1日1時間40分

  13. 介護休業

    公式に記載なし

    WIN

    家族1人につき通算93日+1日1時間の時短

  14. 選択型福利厚生

    公式に記載なし

    WIN

    ユニフリーチョイスプラン(持ち点内で育児補助・ベビーシッター補助・語学などを選択)

勝敗は「公式に記載があるか」「数字まで開示しているか」「同じ指標なら数字の比較」だけで機械的に付けています。 制度の中身への当サイトの主観的な採点ではありません。「記載なし」は制度が無いという意味ではなく、公式ページで確認できなかったという意味です。

ぺんてるの8勝5敗1引き分け。ただし勝敗の数より、2社が何を書いて何を書いていないかのほうが読みどころです。

違い1:ぺんてるは「実績の%」を出し、三菱鉛筆は「制度の設計」を書く

ぺんてるの公式ページには、有給取得率73.8%、平均取得12.6日、男性育休取得率100%と、実際にどれだけ使われたかの数字が並びます。制度があるかどうかではなく、使われているかどうかを出している会社です。

三菱鉛筆は逆で、制度の作り込みを書きます。有給は最高60日まで積み立てられる、介護休業は93日に加えて1日1時間の時短も使える、選択型福利厚生で自分に必要な項目を選べる——といった具合です。

どちらが良いという話ではありません。入社1年目に効くのはぺんてるの数字、10年20年で効いてくるのは三菱鉛筆の設計です。

違い2:住まいの支え方が逆

ぺんてるはお金で支えます。住宅補助金は月20,000円で、しかも期間制限がありません。準独身寮に入るなら月15,000円の自己負担です(ただし寮と住宅補助金は重複して受けられません)。

三菱鉛筆は場所で支えます。品川と群馬に借上寮があり、自宅から片道2時間以上なら入れると条件まで公式に書いています。金額は書かれていません。

自分で部屋を借りたい人はぺんてる、会社が用意した寮でいい人は三菱鉛筆、という読み方ができます。

違い3:子どもが小学生になってからの1時間

時短勤務は、どちらも小学3年生までです。ここは同じ。

違うのは短くできる時間です。ぺんてるは小学校入学までは2時間、その後は1時間。三菱鉛筆は1歳から小学3年生まで一貫して1日1時間40分です。

小学1年生から3年生の時期だけを見ると、三菱鉛筆のほうが40分長く短縮できます。いわゆる「小1の壁」をまたぐ時期なので、ここは効きます。

この記事の数え方

両社の公式採用ページ・福利厚生ページに書かれている内容だけで比べています(2026年9月18日時点)。公式に書かれていない項目は「公式に記載なし」と書き、推測では埋めていません。「記載なし」は制度が無いという意味ではなく、公式ページで確認できなかったという意味です。

勝敗は、金額・日数・率が具体的に書かれているほう、または条件が有利なほうを勝ちとしています。

調べ方と出典(公式採用ページ・公式サイト・公式プレスリリースのみ)

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この記事を書いた人

福利厚生JP 編集部|各社の有価証券報告書・公式採用ページ・公式サステナビリティサイトだけを情報源にしています。金額や比率は、公式に書かれている数字だけを載せ、推測では埋めません。確認できなかった項目は空欄のままにしています。

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